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2022年5月16日「神々は空を創り、そして地を創った。それらにまつわる諸々（の事象）も派生的に創り成し、この地球を生命の“一群”と成したのだ。地球に現存する数多（あまた）の生命のなかで、人間もまた、苦難の局面にあってなお生き残り、現在に至...

2022年5月14日「生命とは、常に“動き”を得なければならぬ。水が淀（よど）めばすなわち直（ただ）ちに穢れる（汚れる）ように、人間の生命もまた停滞の気のまま生き続けることはできぬのだ。そしてまた、心と身体（からだ）は不可分ゆえに、心が停滞...

2022年5月12日「日本に古くより根づく “万物に神が宿る”という観念は、生活のあらゆる側面を形成し、長いときをかけ、この国ならではの風土を育（はぐく）んでまいりました。神々が宿る諸物のなかに、人間という生命が大切に産み落とされ、育み生か...

2022年5月11日「日常のふと目にした（あるいは耳にした）その“一言（ひとこと）”が、ひいては人ひとりの人生を大きく左右するやもしれぬ。その意味では、地上の誰しもが、人を導く“託宣（＝天よりのお告げ）”の役目を担っているとも申せよう。ゆえ...

本日5月8日は、母の日です。全国のお母様方に心から感謝の意を申し上げます。さて、母という存在は誠に偉大です。無論、家族を守り育（はぐく）む健気（けなげ）な姿という意味もありますが、さらに申せば、わたくしたちは今世いただいた、母というもっとも...

2022年5月5日「こどもは幼い姿ながら、実に逞（たくま）しき息吹（＝エネルギー・光）をたずさえております。内に秘めしこの息吹は、やがて未来へと伸びゆくための大切な“礎”となるでしょう。この先いかなる人生が、幾多の出逢いとともに広がっていく...

2022年5月4日「“鏡”は、（鏡に映る）その者のありのままを映し出します。何を付け足すこともない、何を隠すこともない、まさに今、あなたのその通りの姿を、です。この真意とは、現世において学ぶべき、あるいは見つめていくべき（直していくべき）こ...

2022年5月1日「この世に現される（＝現実になる）ことは、何事も、それに至るまでの流れ（伏線）があります。今はことさら、端的な事象を求める（あるいは端的に判断する）傾向にあり、その意味では、実際（のものとして）目に見えるまでの過程が、とき...

2022年4月29日「人間の魂とは、多様な動きを示す光です。互いの魂が引き寄せ合い、あるいは相反し、さらには様々に兼ね合う（関わり合う）ことで、その彩りは一層豊かになります。そのような多様な動きにおいては、好ましきことも、その反面、好ましか...

2022年4月28日「田に整然と植えられし稲は、青々とその姿を風になびかせます。陽の光、水、風 ーーー これら自然の諸々が、稲の伸びゆく（成長の）様をあたかも愛（め）で、慈（いつく）しむかのようです。稲の成長が円熟し、やがて大きな実りを得る...

2022年4月26日「不動の姿とは、けして“不動ならず”して、絶えず変化（進化）を遂げねばなりません。つまりは、強固に在（あ）ることは、頑なまでに動かぬことではなく、むしろその（強固な）姿を示し続けるために、弛まぬ努力と、また周囲（の環境・...

2022年4月25日「命に欠かせぬ“水”を滾々（こんこん）と湛（たた）える場、それが、井戸であり泉です。人の命が（生きている間は）ほんのひと時すらも絶えぬのと同じく、井泉もまた、絶えず水を湛（たた）え、古来よりそれらの命を支えてまいりました...

2022年4月24日「誰かを守ろうとするとき、人は強くなれます。自らの命を投げ打つほどに、愛する誰かを守ろうとした経験が、あなたにはありますか？人類の歩みとは、まさに愛しき誰かを守り、命懸けでその命がつながれゆくことを願った道程とも申せます...

東日本大震災では、老若男女問わず沢山の尊い命が犠牲となりました。そのなかの一つ、石巻市釜谷にあります大川小学校の被害もまた甚大なものでした。脇を流れる川から津波によって、児童74名、教職員10名の犠牲 ーーー当時の報道でこの大惨事を知ったと...

昨月東北にお伺いした際、2011年3月11日に発生した東日本大震災に関しての慰霊碑を順に巡ってまいりました。一つ目は、宮城県牡鹿郡女川町の役場敷地内にございます「東日本大震災慰霊碑」です。地震の数年後に新庁舎が建てられたようで、近代的かつ、...

2022年4月16日「“土”は養分を作り、幾つもの“生命”を育（はぐく）む。ふくよかに養分を醸成し、そして伸びやかに成長させるのだ。そうした営みを、時代を経てもなお順繰りと巡りゆけるのは、生命の絶えなき“力”（＝生命力）を信じるゆえこそ。そ...

2022年4月15日「何か物事を成す（成功する・結実する）ためには、単に真っ直（す）ぐ進むのみではけして叶いません。目指す先（目標・目的）へ向けて、必要なる要素を折よく兼ね合わせていかねばならぬのです。これはあたかも、縦糸、横糸が緻密（ちみ...

2022年4月14日「もしも、人間の主軸が “魂”という光（エネルギー）であり、それが“肉体”と呼ばれるひとつの器（＝受容体）に入ると考えるならば、魂とは、なんと奇跡的な存在（＝肉体）をすでに手中にしていることだろうか。幾兆もの細胞が絶妙に...

2022年4月13日「人がこの世に生を受け、以後、一つまた一つと獲得していくものがある。それは、この世に生きるための、幾多の“術（すべ）”。数え切れぬほどの人間が同時にこの世に存在し、互いに関わり合う場が、この地上（地球）である。ゆえに、地...

2022年4月10日「人生の“門出（かどで）”、これはなんと美しき言葉だろうか。物事の始まりには、わが身をこれまで守りし門（かど）を出（い）で、その歩みを大きく踏み出さねばならぬ。こうして、人生における幾多の“門出”は、まさに人生の折々を彩...

2022年4月9日「“手”と同じく、足もまた、人間の生活には欠かせぬ部位であり、そしてまた足にちなむ実に多くの慣用句があるように、様々な意味合いを含むものでもある。人生とは、他でもない、自らの足で“歩む”こと。日常において一歩一歩、その歩み...

2022年4月8日「限りある人生、だからこそ、命とはかけがえのなきもの。そして、人生という“一瞬（いっとき）”は、天より見るにまばゆきほどの光をたずさえ、それは何に比べるべくもない。地球という生命でさえ、壮大なる宇宙のなかのほんの一瞬の煌（...

2022年4月7日「力とは、他を凌（しの）ぎ、ひいては（その力の程度によって）高低（尊卑）を分かつものだろうか。いいや、力によって人は元来何らも分かつことはない。様々な“力”が交錯するこの惑星（地球）は、各々の“魂の輝きを現す”がための舞台...

2022年4月6日「人の心は、ともすればすぐさま“隙（すき）”が生じる。隙から作られた間（ま＝隙間）は“魔”に通じ、人の元来の純粋なる魂をも魔の闇で覆ってしまうだろう。この、めくるめく多様な息吹（エネルギー）が交錯する世にあって、生きるとは...