(東京十社巡り)根津神社②境内社:乙女稲荷【“上”へと向かう光が世界を照らす】

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根津神社の境内にて、唐門などの重要文化財の建造物とともにひときわ目をひくのが「乙女稲荷」の千本鳥居です。根津神社へ向かう楼門の前でいったん左脇に逸(そ)れ高台に昇って、これら幾重にも続く鳥居をくぐります。

千本鳥居の途中に目指す稲荷があり、そこは祠(ほこら)とお社が一体となったような造りで、独特の雰囲気を醸し出しております。

“乙女稲荷”というのもなんとも素敵な御名前です。気のせいかもしれませんが、わたくしの参拝当日も、この稲荷社には若い女性が多く参拝していらっしゃる印象でした。

なかには、綺麗なお着物を召して記念撮影などもされていて、この稲荷と言い千本鳥居と言い、撮影には格好の場かもしれません。

乙女稲荷の神からは、今の世の中の現状と、さらにはわたくしたちが心がけていくべき事柄について丁寧に諭していただきました。どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。

Rinokia

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「これよりの世は、一層“下”へと、重き(=比重)が増していきます。

あなたがたのなかで、その多くが、身動きの取れにくい、あるいは腰の重い(=なかなか行動を起こせない)ことを、折に触れ実感しているのではないでしょうか。

ただでさえ(=ただ生きているだけでも)心身の下る(=落ち込む)状態は、まるで鬱々(うつうつ)とした人々を日ごと量産しているかのごとくです。

その意味では、たとえ内容(=中身)はともかくも、何らか自らが行動を起こせること自体は、今この時代にあっては功労(※なおさらよく頑張っている、という意味です。)とも申せるやもしれません。

ですから、今やあなたがたは向こう一年(=これからの一年間)、いずれも“気張らねば”なりません。

はたして何を気張るのか ーーー

何より(=ともかく)自らを生かしていくべく、己の心身を意図的に“上”へと向けねばならず、その点、世の風潮も、あるいは周囲(身の回り)も(下へと)落ち込むそのさなかにあって、自らの下降を食い留(とど)めるのみならず、むしろ高みへと押し上げていかねばならない、これは、けして易からざる(=簡単ではない)行為であり、それほど“気張る”のです。

ですが、下降という流れが抵抗(摩擦)としたならば、それに逆行するかのごとくの上昇は、想定外の光(輝き:プラスの現象)を生むことさえあります。

ゆえに、今や気づきし者のただ一人でも、その上昇を飽くなきまでに求め、そこから生じる思いもよらぬ産物(現象・結果・影響)を、この世にもたらしていく、そういった時代に入りました。

ですから、今この世に生きる者は、いずれもかけがえのない存在です。

それほど、一人ひとりのその姿が、何かしらの(この世への)契機(きっかけ)となるのなら、それはそれは、素晴らしき魂たちが(この世に)参集しているとお思いになりませんか?

われら(神々)は、各々(の民)に秘めし無限の“力”(可能性・伸びしろ・影響力)を信じます。そこには一点の曇りもありません。

もしあなたがたが、われらのその想いを(本当だと)信じるならば、あなたがたは、自らがより自由に、そして常に心身を身軽に整えるべく、絶えず(=常に)求めていただきたいのです。

目に見るもの、耳に聞くもの、それら(の現象)は、今現に、あながたがたの心身に対して、軽重(けいちょう)、いずれの作用(影響)を及ぼしているでしょうか?

逆を申せば、あなたがたは今後、心身を益々軽やかに、上へと高みに昇ることを求めるならば、(見聞きを含め)身に取り入れる事柄を、心地よく、涼やかなることと決めて(=焦点を当てて)まいりなさい。

この世を見渡せば、現には途方もなきほどに悲嘆にくれるばかりの、あるいは、落胆や蔑(さげす)む事象もあるでしょう。

ですがそれと同時に、いいえ、それ以上に、この世には数え切れぬほど“珠玉の光(素晴らしいこと・尊いこと)”が豊富に共生しております。

ですから、これらのまさに“宝庫”たる地球は、何を置いても興味は尽きることなく、そして、ひとえに(=ひたすらに)“美しき世界”なのです。

(次回は、亀戸天神です。)

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Source: 神々からのメッセージ

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