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とりあえず、“遺影”に使えそうか...。

運転免許証を持っていないと、本当に不便である少し前は、“身分を証明するもの”は、“健康保険証”で通用した「こんなものが“身分証明”になるなんて、 性別と年代がそこそこ合っていれば 誰の保険証を持って行ってもわからない」と、疑問に感じていたが...
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“がん”は、本人も、そして周囲の人たちも、つらくて悲しい病である。

「“がん”です」――そう告知を受けたとき、「ガーン!!」となった「“がん”で“ガーン”なんて、冗談みたいだ」そう思ったが、けっこうみんな、同じ思いをしているようだ  癌... ガン... がん...“がん”という言葉がよくないと思う“がん”...
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「感じ」?

とかく、「日本語が乱れがちだ」と思う今日この頃...と言っても、今日にはじまったことではないのだが...  テレビのニュースを聴いていても、  “今どきのイントネーション”が気になり...  報道にもかかわらず、  “新語”を使っていること...
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“何か”を求めて集う人たち ~第135回 がんサロン~

氷点下1.0度今季最低ぬくぬくとした布団の中「昨夜、電気毛布を入れてよかった...」そんなことを思う朝――今日は、月に一度のがんサロン朝の冷え込みとは裏腹に、日中は17.6度と爽やだサロンへ向かう途中の公園月に一度ここを通るたび、季節の移り...
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“ホルモン療法”と“髪”の関係。

『抗がん剤(化学療法)は、髪の毛が抜ける』...というのは、おそらく、がんでない人でも知っている副作用だろう   ㊟脱毛しない薬もある化学療法の脱毛とは比較にはならないが、私が受けてきた“ホルモン療法”これも、多少、髪の毛にダメージがあるな...
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今や、“高級品”。

本日の差し入れ“ラスク”――このラスク数年前にもいただいたことがある正直、「ラスク?」そう思った子どもの頃に食べた、あの、チープなイメージだったからだが、これを食べて驚いた“感動のおいしさ”...とは、言い過ぎだろうかいや、それほど子どもの...
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腫瘍マーカー、どこまで信じられる?

私たちが何かと気になっている“腫瘍マーカー”定期的に受けている血液検査結果のマーカーの値に、一喜一憂するのが現実だ  【腫瘍マーカー】とは――   がん細胞がつくり出す特殊な物質   たとえば...    ○AFP    ○PSA    ○...
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オバサマたちの噂話。

「あの人がどうした」「この人はこうだ」...と、女性はなにかと噂話が好きな人種だこれが、“がん”となると、病気に対しての知識がないがために、オバサマたちの“噂”はとんでもない方向に独り歩きをはじめるたとえば――私が乳がんをした数か月後、ご近...
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"乳がん"とは、一生の"悪友"である。

乳がんになってから、「がんは一生の"悪友"だ」そう言ってきたそんな私も、がん告知からまもなく13年を迎えようとしている13年が経とうとした今でも、"悪友"という感情は変わらない20年経っても再発のリスクがある乳がん23年経っても再発の事実が...
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やっぱり“早期発見”。そして、しっかり治療を受けること。 ~ピンクリボンライトアップにかける思い~

”10月”は、『ピンクリボン月間』...ということで、私の街では、本日、ピンクリボンライトアップ今年は新型コロナウイルスのため、大規模なイベントは中止ライトアップだけとなった   これは、来場者に配布するパンフレットなど 改めて思ったそれは...
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氷点下の朝。極寒の入り口。

氷点下0.3度とうとうこの日が来てしまった...極寒への扉が開いた気分であるそんな、溜め息の朝さ、まずは、温かなコーヒーで――  コーヒーを苦く落としてしまったのは、  きっと、心が乱れているせいだ...   1日1回、応援のクリックお願い...
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人生、変わった?

「乳がんになって、人生変わりましたか?」なんて、愚問だついさっきまで普通に生活をしていた普通に、これまでの日常を送っていたそれが突然、「乳がんです」と言われるのだ一秒先は闇であるそれから考えることは津波のように押し寄せてくるいつまで生きられ...
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"その日"が来るのが近そうな朝は――。

2.2度の朝氷点下の日が来るのも近そうだ腋窩リンパ節郭清をしたわきの下が突っ張って痛むのは、きっとこの寒さのせいだな...そんな朝ストーブの優しい炎に包まれて――  さ、  外の景色を遮っている窓の結露を拭き取ったら、  眠気覚ましのコーヒ...
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“乳がんの先輩がいない”という不安。

きのう、乳がんを経験された、タレントの方のコメントを目にした彼女は確か、私の数か月あとに、乳がんの手術を受けている彼女がたまたま健康番組で、乳房にしこりを発見したことは有名な話だ"手術から13年"という彼女の気持ちそこにはいくつも"共感"が...
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人生は、想定外の連続である。

古いアルバムを開くと、そこには屈託のない笑顔「このとき私は、将来、乳がんになるなんて 思ってもいなかったんだ...」――一般に、乳がんのしこりが1cmに成長するまで、8年かかるとも9年かかるとも言われている  私の場合、進行の遅い珍しいがん...
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生温い朝。青春の1ページ。

15度の朝いつもの倍以上の気温に、気持ちの悪い生温さを感じるこれも、初雪前の穏やかさか...そんな朝昨夜、日本を代表する作曲家の訃報を知る気がつけば、物心ついたときから彼の楽曲を耳にし、口ずさみ、育ってきた気がするまさに、青春そのものでもあ...
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高いがん治療に思う。

がん治療はとにかくお金がかかる治療だけではなく、検査も万単位「これまでいくらかかったか...」なんてことは、計算するのも馬鹿馬鹿しい化学療法ほどではないが、私が受けてきた“ホルモン療法”も、決して「安い」とは言えないお値段であったたとえば、...
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“雑巾”に見る人生。

最近、見直しはじめた“雑巾”そう、拭き掃除などをするときの...     ...こんなやつ小・中学生のとき、放課後の掃除の時間に使って以来、あまり使った記憶がないそれは、「わざわざこんなふうに縫い合わせなくたって、 使い古しのタオルを折りた...
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二度と来ることのない、“今日”という日――。

今日もきれいな空に出逢えた朝ふたつとない、空の顔いつ見上げても、違う表情だそんな朝――さ、二度と来ることのない“今日”という日を目一杯生きよう  頑張り過ぎず、楽しんで  悲しければ泣けばいいこの空、あしたは雨かな...   1日1回、応援...
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見た目にはわからない“乳がん”という病気。

今日は練習日乳がんになってから大会には出ていない練習も、週にたった1度になったでも続けているこうして投げていると、きっと誰も、私が乳がんだなんてわからないだろう...が、思うように動かない左腕とわきの下の痛みに、泣きながら投げたこともあった...
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“忘れる”という機能。

「あんなにつらい思いをして生んだのに、 また2人目がほしくなる」――“出産”とは、そういうものらしいどうやらヒトには、“忘れる”という機能が備わっているようなのだ  出産経験がない私が言うのもなんだが...私にとって、乳がん治療は地獄だった...
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言葉が持つ力。言葉の刃。

「“言葉”は、人の心を生かしもし、殺しもする」――そうはっきり感じたのは乳がんになってから「頑張って」という何気なく使ってきた言葉が、簡単に相手の心を傷つけてしまうということそれは、自分が傷ついて初めて気づいたひとはきっと、乳がんとの闘いに...
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それでも朝は来る。

朝は来るなにがあってもどんなことが起こっても  残された時間、大切にしなきゃねさ、コーヒー飲もう...っと――   1日1回、応援のクリックお願いします       日々の励みになります    両方押していただけると嬉しいです       ...
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“実用化”という言葉に騙される。

【実用】とは――    実験や理論の段階ではなく、    実際に使うこと乳がんになって...いや、乳がん告知を受けて、まもなく14年これまで何度も“実用化”という言葉を耳にしてきたたとえば、  ○唾液でがん検査  ○血液  ○唾液  ○尿1...
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“終 活” ~それは、生活の中にあるもの~

“けんぞうさん”が亡くなっていた死因は、“新型コロナウイルス”若い頃から、身近にあったブランドだったこのペアのカップも、昔、いただいたものブログにも何度か登場している乳がんになって、感じた“死”「いつ、どうなるかわからない」「いつまで生きら...