腫瘍科

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“自分のがん”に思うこと。

「きっと私、 今でも生きているだろうな...」と、今朝、ふと思ったそれは、“私のがん”私の左乳房にあった、3つのしこりから出てきたのは、非浸潤性乳管がんというがんと、明細胞がんというもの明細胞がんはクリアセルとも言われているクリアセルの名前...
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「もう死んでもいい」

「もう死んでもいい」――なにか特別な嬉しいことがあると、ひとは、満面の笑みでこの言葉を使うことがあるたぶん私も子どもの頃、1度や2度は言ったことがあるかもしれないが、乳がんになって、「いつまで生きられるのか...」「私は死ぬのか...」と、...
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お疲れモード。

お疲れモード  “お疲れモード”は  すでに死語か...一応、右腕、枕にしてます  そもそも、  手術をした側の左腕では、  この格好はできないかな...ちなみに、カメラも隠してます  パソコンのカメラのレンズに  シール貼ってます以前、「...
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≪私の記録 166≫ 風邪薬の副作用。

2008年10月16日(木)今日は歯科へ院内はきれいで落ち着いたつくり受付の人は、“あまり感じのいい人はいない”という印象を持っていたが、(乳がんでかかっている病院も、 産婦人科も)笑顔で優しく対応してくれたのでなんだか癒やされた初めてかか...
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乳がんだから...。

「乳がんだから...」「どうせ乳がんだし...」...と、乳がんを盾に、できない理由をこじつける乳がんを理由に、逃れることもできるでも、乳がんだから優しくもされるいつしか“乳がん”が、都合のいい道具になっているでも、乳がんだから、実際にでき...
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≪私の記録 165≫ いやらしく感じた内科医。

2008年10月15日(水)きのうと今日は、この時期としては気持ちが悪いくらい暖かいそのせいか、風邪のせいか、身体が熱い汗が出る今日は午前中、きのう受診できずに帰ってきた病院へもちろん自転車看護師さんの対応があまりよくない乳がんで通っている...
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≪私の記録 164≫ 乳がん治療中の風邪は、治りづらいのだろうか...。

2008年10月10日(金)今日は朝から少し熱が出てしまった気管も痛くなってきて、咳も出はじめた風邪をひいてからすでに5日目「もう熱は出ないだろう」と高を括っていた夕方近くになると、とても具合が悪くなっためまい、ふらつき、頭痛、むかつき.....
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≪私の記録 163≫ 婦人科の検査結果。乳がんで子どもを産めない私が、“婦人科にいる”という虚しさ。

2008年10月4日(土)足が熱い「数日前から 右のすねの外側が熱くなる」と云っていたが、さらに数日後、左のすねの下のほうから甲にかけて熱くなるようになった耐えられないものでもないし、すぐに収まるので特に問題はないのだが...    200...
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≪私の記録 162≫ 婦人科検診 ② ~再発のこと~

きのう、ピンクリボン運動の一環として東京タワーがピンクにライトアップされたそこでロックミュージシャンの川村カオリさんが乳がんの再発を告白した私が川村カオリさんの乳がんを知ったのは、ごく最近7月に術後できた左胸のしこりの細胞診をしたときだエコ...
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≪私の記録 161≫ 婦人科検診 ① ~頸がん・体がん・経腟超音波検査~

2008年10月1日(水)やはり、思っていた通りだったきのう夜になってもあのまま暑さが引かず、夜中に身体中の火照りで目が覚めて、精神安定剤がほしいくらい気が変になってしまった暑くて眠れない苛立ちから、無性に破壊したい衝動に駆られる叫び声をあ...
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3年振りの顔出しは――。

新型コロナウイルスが広がってから3年以上が経つその間、ずっとマスク生活先日ようやく、マスクの着用が緩和されたが...それでも私の周囲でも外す人はほとんどいないコロナがなくなったわけではないインフルエンザやほかの感染症なども心配だこの時期は、...
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これが“がん”というものか――。

おとついの3月15日、国立がん研究センターが公表した、『がんの生存率』  ☆詳細はきのうのブログへ      ⇩ 生存率が公表されるたび、いつも思うことがあるそれは、母のこと母は私の乳がんがわかる2週間ほど前、甲状腺がんを告知されたたまたま...
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午前6時の太陽と――。

午前6時前空は清々しい青空だ思わず窓を開けてみるそこにはもう、キーンと肌を刺す冬の空気感はないそれもそのはず、気温は-2.2℃春の気配だ淡いオレンジ色に染まった東の空...と、家々の隙間から変形した橙のような太陽が昇ってくる普段、ほとんど観...
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『がんの生存率 ~最新版~』

『がんの生存率、   国立がん研究センターが公表』       (2023年3月15日)乳がんの告知を受けたとき、「どれくらい生きられるのか...」と、自分のステージとこれからはじまる治療に生存率のデータを照らし合わせ、「この中に残れるのか...
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ひとりで抱え込まないで―― ~第158回 がんサロン~

氷点下6.8度の朝これでも平年より少し暖かいらしいここのところの季節外れの暖かさに寒さが沁みるそんな、午前6時南の空には下弦の月が、月がかすんでいる...“春霞”だ青い空も、眩しい太陽も、薄いベールの向こうまぁ、この季節は仕方がないそんな中...
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≪私の記録 160≫ デポ注射 23回目 ② / 亡くなった先生と...

毎回毎回、本当に、「先生って大変だなぁ...」と思う1日何十人もの患者を診て、きっとそれぞれのライフスタイルを把握して対応もしていると思うし、「頭の中、 よくごちゃごちゃにならないなぁ」と...私の主治医はそういう意味では、患者(私)のこと...
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結局、変わらず...。

新型コロナウイルス5月に5類へ移行するのに伴い、きのうからマスク着用が緩和されたということで、早速バス停まで、マスクを外して歩いてみた...といっても、もともと、ほとんど人とすれ違うことのない、バス停までの道のりだバス停に着く前に、マスクを...
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泣いてもいいんだよ。

「あんなふうに 声を出して泣けたら...」――わんわんと、声をあげて泣いている小さな子どもそんな姿を見て、「羨ましい」そう思ったことがある「泣きたいのはこっちだよ」と、つられて泣きたくなったこともある「いいなぁ、子どもって」おとなになると、...
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「充分生きたし、もういいかな...」

「いつ死んでもいいや」そう思ってきた人生乳がん告知を受けて、初めて、「死にたくない」と、思ったあんなに、「死んでもいい」「死にたい」そう思っていたのにどうやら『生きたい』という本能が私にも備わっていたらしいが、その後、つらい治療がはじまる再...
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3月11日。

3月11日――今日は父の誕生日だ最後に会ったのは...たぶん、1月1日元気にしているだろうか『1年と10秒の交換』という歌がある  ☆関連記事は下記へ 12年前の今日――2011年3月11日 午後2時46分18秒『東日本大震災』発生大きな力...
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NGワード ~がんに効く・がんが治る・がんが消える~

『がんに効く新薬を開発』『副作用がない』『おまけにこの事業がうまくいけば、 配当金が得られる』――「そっか、がんが治るのか」「副作用がないのか」「それにお金までもらえる?」がん患者には、なんともおいしい話である配当金はもらえなくても、がんが...
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春仕様。

-4℃ようやく暖かな朝だおとつい、きのうとPM2.5が白く垂れこめていた街も、今朝はすっきり青い空そして屋根には...今にもなだれ落ちそうな雪庇“雪”というより、すでに“氷”と化している「そろそろ落ちそう」「今日あたりドドド...と、 轟音...
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≪私の記録 159≫ デポ注射 23回目 ① / 子どものこと

2008年9月28日(日)腱鞘炎になって、ほぼ1年になるこのままだと全く完治する気がしない今は手術しなくても、注射1本で簡単に治るらしいそして、彼とつきあって15年まもなく16年目に突入だ別れてくれた方が、“温かい家庭”とか、“子ども”とか...
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光 環。

きのうから飛来している招かれざる客、“PM2.5”今日はかなり濃度が濃い喉はイガイガと痛み、目はショボショボ...そんな空には――“光環(光冠)”白くくすんだ空虹のような環が太陽の周りを囲んでいるこの現象、この時期に飛ぶ花粉ではすっかり有名...
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あなたは誰と会いたいですか。

『1年と10秒の交換』...という歌がある先日、初めて知った歌だ2011年3月11日、午後2時46分18秒大きく揺れた日本列島『東日本大震災』である大きな力に奪われた、たくさんの命会う約束も果たせないまま、大切な想いを伝えられないまま、逝っ...