腫瘍科

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生きていることに疲れるとき。

氷点下3.9度ようやく冬らしい冷え込みだそんな今日は、なにもかもがいやになる朝寝苦しい一夜を過ごしたのは、きっとこんな気持ちのせいだときどき現れる魔物ときどき襲われる“生きるのつらい病”夢も希望もない未来「このまま老いてゆくだけの人生なら、...
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“正しい医療サイト”の見分け方

がんになると、「自分がかかってしまったがんは、 どんなものなのだろう」「どんな手術をするのだろう」「どんな治療をするのだろう」「その治療の副作用は?」「私はあとどれくらい生きられる?」...と、たくさんのことが襲ってくる知りたいこと...知...
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『10年生存率』 ~2021年版~

先日、『10年生存率』が発表された(2021年11月10日:国立がん研究センターより)2016年からはじまったこの公表は、今回で7回目となるらしい最新のデータではあるが、それでも、『2005~2008年にがんと診断された人』この中に、私と母...
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出かけるときの下着事情。

「もし、突然死んで 誰かが家の中に入ることになたら、 家の中汚いから、片付けとかなきゃな...」笑いながらそんな話をしていたのは、看護師さん確かにひとは、いつ、なにがあるかわからない突然倒れることもあれば、事故に遭う可能性もなくはないそれは...
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袖まくり、どうしてる?

これからの季節は嫌いだなぜなら、“袖まくりができない”から夏は半袖になるからいいが、長袖を着る季節は本当に困るそれは、左腕腋窩リンパ節郭清をしているために、締めつけられないからである顔を洗うとき手を洗うとき食事の支度...と、水を使うときは...
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ブラジャーの捨てどき。

いつも悩む、“ブラジャーの捨てどき”どれくらいで捨てたらいいのか――昔テレビで見た記憶では、“3か月”たぶん、“毎日使って”...だと思う現実問題として、毎日同じものは着け続けない洗濯をしなければならないことを考えると...1年もたないこと...
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ドストエフスキー生誕200年の朝は――。

暖かな冬の入り口未だ初雪は降りてこないそれでも窓には、全面の結露朝焼けがぼんやりと霞んでいる小さな雲がぽつんと浮かぶ、心地好い青空――が、30分後には空一面真っ暗な雲再び大雨であるそんな朝今日はドストエフスキー生誕200年らしい...という...
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母の本音はどこに...。

大雨が上がった午後雲の切れ間から覗く青空が清々しい昨夜のけたたましい雨音は、深い眠りを遮ったそんなときに見る夢は、現にも似ている亡くなった母が夢に出てきたのは、これで4~5回目だろうか変わらない、あのときのままの母あれから私は6つ、歳をとっ...
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土砂降りの朝。気合いの一杯。

きのうから降り続いている雨眠りを妨げるほどの土砂降りだこんな夜は、夢と現を行ったり来たりまんじりともしないまま朝を迎えるさ、とりあえず、気合いの一杯――   1日1回、応援のクリックお願いします       日々の励みになります    両方...
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病気になると、みんなが優しくしてくれる。

病気になると、みんなが優しくしてくれるがんは大変な治療をするから、“死”をイメージさせるから、だから、優しくしてくれるのだと思うそれでもしあわせだと思えるみんなのその温もりがありがたいそれは、がんになったからこそ出逢えた優しさがんがくれた贈...
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「乳がんブログをやっていることがつらい」と思うとき。

「そういえば、 最近彼女のブログ見かけないな...」彼女は、私と同じ乳がん経験者ちょっと気になって、乳がんブログが集まっているサイトに入ってみたマウスをゆっくりとスクロールしながら彼女のブログを探していたが――“乳がん”という病そこには、数...
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がん患者と家族の思い。

母が亡くなって、6年が過ぎた幼少期の頃からの母との思い出は、決して温かなものではないそれでも母の死は、やはり、つらく悲しいものだまさか母ががんになるとは思ってもいなかったまだがんに無知だった私は、ただどうしていいかわからなかったそしてその2...
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抜け毛事情。

あすは立冬だというのに、温かな冬の入り口が、身体は確実に“冬”を感じているそれは、“抜け毛”だ1年に何度か、季節の変わり目に抜ける髪朝の洗髪では、洗面所のストレーナーにびっしりと溜まるのだこの時季は、さながら、冬毛に生え変わる野生動物のよう...
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“がん”は、食い物にされる。

“がん”という病(言葉)は、昔から“金儲け”として利用されてきた「これを使えば、がんは治る」「これを飲んでがんが消えた」そんな夢のような施術や健康食品薬事法違反で逮捕された人たちは、すでに何人も出ているそれに縋りつくがん患者の気持ちを思うと...
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新しい手帳 ~初記入は、“通院”~

休むことなく、4日も降り続いている雨しかもかなりの降り方だきのうも今日も、夜中に何度も目を覚ましたほどこの雨、あすも続くらしいそんな中、きのう、来年の手帳を買った  さすがに今は“スマホ”の時代  手帳もすっかり種類が少なくなっている結局、...
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がんになったばかりの人が陥る罠。

みんな、どこまで信じているのだろう――思い起こせば、昔からこの手の話はなかったわけではないが、この数年、“インターネット”という世界が広がり、簡単に情報を入手できるようになってから特に増えたように感じるそれは、正しいことも正しくないこともい...
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みんな、いなくなってゆく...。

「おばさん亡くなったから、 今日お通夜だから」――父からそんな電話がかかってきたのは、ちょっと遅めの朝「今日!?」あまりに唐突さに、私は驚いて聞き返した「“亡くなった”という連絡は きのう来ていたんだけど、 昼間バタバタしていて夜遅くなった...
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『365日のラブレター』 ~乳がんで亡くなった母と娘の約束~

先日、手書きのメッセージとともに、とても温かな贈り物が届いた『幸せの四つ葉クッキー』味は、  ○ココア  ○塩バニラ  ○紫いも  ○めかぶこれを作ったのは、20代の女性11年前彼女がまだ17歳のとき、お母さまを乳がんで亡くしているバターの...
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11月1日月曜日の朝の悪夢。

心地好く眠りに就いている朝聞き慣れぬ物音に目を覚ます「ヤバい!!」枕元の携帯電話の時計を確認すると、30分の寝坊そういえば昨夜、アラームをセットした記憶がないそれにしても寝過ごしている時間は、なぜにこうも気持ちがいいものなのか...慌ててベ...
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白紙の手帳。

ベッドの中でゆっくりと過ごす日曜の朝気温は予報通りの氷点下1度だストーブに火を点け、カーテンを開ける――窓の外に広がっていたのは、ハロ美しいが、雨を知らせる空だそんな、寒さも本格的になりそうな朝早くもあすから11月だ「そろそろ来年の手帳を買...
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今年最後の――。

10月が終わる『ピンクリボン月間』の10月が――10月が終わっても、乳がんのことは、どこか頭の片隅に入れておいてほしい10月が終わっても、検診のことを考えてほしい10月が終わっても、毎月の自己触診をしてほしい10月が終わっても、乳がんがなく...
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むかし別れた男たち。

私の将来、『乳がんになる』とは思っていなかったただ、婦人科には不安を抱いていたあとはなぜか、“胃がん”たぶん子どもの頃から、「胃がん」というワードを数多く耳にしてきたから自分の中で一番身近ながんは、“胃がん”だったそれでも30代の頃、左の乳...
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薬ができるまで。

乳がん治療薬、分子標的約の“ハーセプチン(商品名)” (一般名:トラスツズマブ)この薬に救われている人は、本当に多いもう7年も前になるこの薬に助けられた女性に手渡されたCD映画『希望のちから』  ここでも何度か記してきたが...“ハーセプチ...
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罹患者ゼロのワクチン効果 ~子宮頸がん~

がんの原因は様々ある  ・喫煙  ・飲酒  ・高塩分の食事  ・バランスの悪い食事  ・運動をしない  ・肥満  ・化学物質(約120種類あるとされている)そして、ウイルスなどによる感染だ“ウイルス感染によるがん”と言えば、肝臓がんと子宮頸...
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表 彰

本日、道、市、健康づくり財団、対がん協会の四社共催による、『がん予防功労者表彰』の表彰式10月15日に行われる予定だった式典が、新型コロナウイルスの影響により中止今日はその代替の表彰となったお話をいただいたのは、もう3か月以上も前「日頃から...