腫瘍科

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色素注入痕 ~その後~

○左乳がん手術:乳房扇状部分切除         腋窩リンパ節郭清 ○放射線治療:23回照射乳腺を切除するために入れる“色素”その針痕がずっと残っている主治医には、「すぐ消えるよ」そう言われていたが、消えなかった針痕が茶色く残ったのは、もし...
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軽快な朝は――。

どんより曇り空薄暗い灰色の世界だ気温も、+5.1度平年より9.8度も高い、なんとも不気味な温もりであるそんな朝久し振りに軽快な朝を迎えるお腹はグーッと鳴き、ごはんがおいしいと感じられるそれだけで嬉しいそれだけで「生きている」と実感できるそれ...
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生存率が低下する?

世界中を混乱させている新型コロナウイルス昨年1月、日本で確認されてから1年と2か月が過ぎたその間、新型コロナウイルス感染者は増加し、医療機関は逼迫がんやほかの病気の手術・治療の遅延や、検診などの受診控えが増えた実際に、昨年のがん検診率は、か...
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知らせ。

ようやく少しだけ春めいてきた朝ストーブの炎も小さくなり...そんな朝の空は、今日も幻想的な幕開け神秘的で美しい雲...が、天気が崩れる知らせださ、今日は日曜日すべての人たちが少しでも笑顔になれる時間がありますように...   1日1回、応援...
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死ぬなら“乳がん”。

今日は練習日そう、ボウリング真剣にはじめてから、もう24年と5か月が過ぎた途中、怪我や子宮筋腫の摘出手術で何度か休んだ時期もあったその後、乳がんがわかったときは、「もう二度とボウリングができないかもしれない」そんなことを考えたりしたが、また...
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やめる勇気。

どんなことでも、新しいことをはじめるのはわくわくするものもちろん不安はつきものだが、そこにはその不安を払拭するだけの“希望”があるそして、“はじまり”があればいつか“終わり”が来る続けてきたことをやめるのもまた、勇気が要ることだそして、この...
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しんしんと、雪――。

朝6時カーテンを開けると、窓の外はうっすら雪景色音も立てずに、しんしんと細雪が降りしきっているそらは灰色温かな春の温もりはそこにはないまぁ、まだそんな季節さ、今日は金曜、一週間の締めくくりまずは熱いコーヒーで心も身体も温まろう...っと――...
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泣いても、愚痴をこぼしてもいいんだよ。

今、こうしている時間にも、  がん告知を受けて  恐怖と不安に押しつぶされそうな人たちが  たくさんいるんだろうな...検査はどんな検査なのだろう痛い検査なのだろうか、つらい検査なのだろうか検査も不安だけれど、検査結果を聞くのはもっと怖いあ...
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『病気になったら』

『病気になったら』  病気になったら どんどん泣こう  痛くて眠れないといって泣き  手術がこわいといって涙ぐみ  死にたくないよといって めそめそしよう  恥も外聞もいらない  いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て  かっこわるく涙をこぼそ...
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『がんになってよかった100のこと』 ~あれから5年~

たまたま、こんなものを見つけたそれは、5年前に書いた、  『がんになってよかった100のこと』当時は“45個”で止まっているそこで、この5年間でさらに感じたことを書き出してみることにした・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━...
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もうちょっと...

朝の陽射しがやわらかくなったこの街に春が訪れるのも、もう少しの辛抱か...毎朝の窓の結露取りは、すでに5か月「そろそろ終わりにしてほしい」と願う朝さ、今日もとりあえずコーヒー――  明るい朝を迎えられることが、  なにより心地好くて... ...
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死ぬなら、“昼間”。

「今、病院から連絡が来て、 お母さん、息を引き取った...って」――と、父から電話がかかってきたのは、午前0時53分「いつ、母になにがあるかわからない」と、携帯を握りしめたまま、ベッドの中でうとうとしているときだった病院に駆けつけると、父は...
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ちょっとだけ気分がいい月曜の朝は――。

かろうじてプラス気温の朝部屋の中に射し込む陽の光が心地好く温もっているそんな朝空に広がっているのはやわらかな雲青空と暖かな陽射しに、心まで軽くなる気がしてくるさ、月曜の朝気持ちよく一週間のはじまり――   1日1回、応援のクリックお願いしま...
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術後の不自由さ。

術式:乳房扇状部分切除(4分の1強切除)     腋窩リンパ節郭清乳房を切除することも大変だが、なによりリンパ節郭清がきついそれは、痛みそして、一生続く後遺症――私の場合...  ※治療の副作用同様、   痛みや状態は人それぞれであるわきの...
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...こんな朝。

うっすらと雪陽射しのない朝はなんとなく気持ちも滅入るそして私は...乳がんを手術した左腕の痛みと、体調の悪さに辟易とし......なんてことを思う日曜の朝まずはゆっくり、コーヒーでもいただこう“元気の出る黄色”で――  さ、  お昼はおいし...
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パンプスは春の足音。

今季初のパンプス道端にはところどころ、まだ雪が残っているけれど...あしたも吹雪くらしいけど...朝も氷点下8度だけど...日中も、2度だけど...それでもアスファルトに足を下ろすのは、ようやく春を感じられる瞬間だカツカツと響くヒールの音は...
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まだ冬の春。

眠気と睡眠が伴わない朝身体は疲れているものの、どこか神経がピリピリとしているこれじゃあ、夢と現を行ったり来たりのはずだそんな春分の日の今朝の冷え込みは、氷点下8.4度あすは大荒れ猛吹雪の予報“春”とは名ばかりの北の街であるさ、本日も、笑顔で...
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マンモグラフィでも挟める――

私の胸は小さいいわゆる、“貧乳”である“微乳”といってもいいかもしれないいや、乳がん手術の前は、Bカップはあったのだ...いや、自慢にもならない「おっぱいは大きい方が乳がんになりやすい」という、母の言葉を信じた中学1年生時代  ※そのような...
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“子どものこと”は、目に触れないのは無理なのか...

吹っ切れたと思っていた“子ども”のことが、最近なぜか、嫌な思いが復活している「きっと、卒業シーズンだからだ」...ということに気づく私の周囲でも、何かと話題になっている“卒園”、“卒業”が、その話題には入れない目にしたくもなければ、耳にした...
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それは、“人を良くするため”のもの。

あれはダメ、これもダメ  最初はそれを信じて食材を選んで食べていた  次々と入ってくる情報は、  “それは身体に悪い”  “これを食べると再発する”  そんな話ばかり  じゃあ、何を食べればいいの?  なんにも食べられるもの、ないじゃん  ...
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史上最高の痛み。

0.3度の朝プラスの気温である氷点下8度が、まだこの時季の気温「あったかい...」そんな気温差のせいか、それとも気温とは無関係なのか、ここ一週間ほど、これまでに感じたことのない強い痛みがわきの下に居座っているいや、肋骨や、腋窩リンパ節郭清周...
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原 点。

午前6時――すっかり朝の訪れが早くなった気温は氷点下2.8度まだ”春の暖かさ”とはいかないが、それでも平年より4.6度も高いらしいそんな今日は、がんサロン4か月振りの参加だここを通るのも、4か月振りひとつ季節を通り越したと思っていたが、まだ...
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“母に似てゆく”ということ ~甲状腺がんへの不安~

私の顔は“父似”らしい誰がどう見ても“父の子”とわかるほど、小さい頃から笑われてきたが、母をよく知る人からは、「お母さんに似てるね~」と、言われるとどのつまり、うまくミックスされているようだ微妙な感情が湧くのは、年齢を重ねてゆくたびどんどん...
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母の遺品。

きのう買った、“カメラバッグ”たまたま立ち寄ったお店で、たまたま手に取ったバッグそこは、カメラ屋でも家電量販店でもないなのに、普通のバッグ売り場に、このバッグがぽつんと並べられていた母が亡くなって、今年で6年母の遺品である洋服やアクセサリー...
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時々、生きている意味を見失う。

中学生の頃から、時折、「この世から消えたい」という願望を抱いて生きていたそんな私が、乳がんがわかったとき、「死にたくない」と強く思った“治療をはじめれば、もう子どもは産めない”そう知ったときは、さすがに躊躇した「このまま治療をせずに、 子ど...