腫瘍科

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まるごと1個の格闘。

先日、いただいたまるごと1個ただでさえ硬くて切るのに一苦労のかぼちゃ乳がん切除+腋窩リンパ節郭清をしてからは、もっと切るのが大変になった1個解体するのに、30分かかったこともある『でも、やらねば...』と、一念発起 ←ちょっと大袈裟か......
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他人と同じ治療をしていないと不安になる患者たち。

以前、こんなことがあったそれは、私が放射線治療を受けていたときのことだ“放射線治療は、 6時間の間隔をあければ次の照射ができる”ということで、私が通っていた病院では1日に2度、午前と午後に治療を受けるのが一般的だった  ※治療期間は3週間と...
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健康診断と秋散歩と、8年振りのラーメンと――。

『再検査』――昨年末に受けた、乳がん後初の健康診断の結果は『要再検査』痩せすぎと、肝機能があまりよくなかった  ・もともと痩せ体質   (さらに年々痩せている)  ・乳がん治療中から   肝機能の数値は若干よくない  なので特別気にしていな...
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痛むたび、“乳がん”という病の大きさを思い知らされる。

朝の気温、3℃日中の気温、7℃一日中降り続いていた冷たい雨は、夜には雪に変わりそうな寒さだここのところの激しすぎる気温差か、それとも季節の変わり目か...この1週間、腋窩リンパ節郭清をしたわきの下がビリビリ、ピリピリ切除した乳房や肋骨周辺が...
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私の乳がん体験は、“これくらいの経験”なのか――。

「これくらいの経験は、 誰でもしているから」――未だに忘れられない言葉であるもう12年になるだろうか乳がん体験記を出版するため、出版社、数社に原稿を送ったことがあるもちろん、芸能人でもなければ著名人でもない一般人の私が、そう簡単に出版などで...
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死ぬなら、乳がんがいい。

「ドキッ...」一瞬、鼓動に違和感を覚える目覚め「このまま突然、死ぬのは嫌だな...」ぬくぬくとしたベッドの中「死ぬなら、やっぱり乳がんがいい」そんなことを思いながら、枕元の携帯に手を伸ばす――そんな朝こうして朝を迎えられることが、なにより...
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“再発”という覚悟。

たくさんのがん患者の方たちとお会いして、たくさんのがん患者の方たちの話を聞いてきたそこにはたくさんの不安と恐怖、孤独が隠されているがんの部位こそ違っても、抱えている心の闇は同じ生活している環境は違っても、背負っている不安は同じそれは、再発”...
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長い3日間。

今朝の気温、-1.5℃この街は夏はそれなりに暑いが、真冬は氷点下20℃以下になる、極寒の地であるそんな街に、先日、2度も部屋の中に現れたムカデゴキブリ同様、“北海道には生息していない”と、言われているが...  ☆そのときの記事は下記へ “...
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自分ががんになるまでは、結局、他人事(ひとごと) ~第153回 がんサロン~

朝の気温、0.4℃そこそこの寒さ日中、11℃さすがに風は冷たいが、陽が当たればぽかぽかだそんな今日は、がんサロンサロンへのいつもの道のり落ち葉の絨毯...黄金色の木々...すっかり秋の様相だ赤い葉と青い空、そして白い雲のコントラストが眩しい...
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略 歴。

「ではここで、故人の略歴を ご紹介させていただきたいと思います」――『“略歴”か...』私は、頭のいい高校を出ているわけでもない大学にも行っていない自慢できるような会社に就職していたわけでもない『私が死んだら、略歴って、 どんなふうになるん...
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下弦の月と、午後のお楽しみ。

21.3℃という異常な暑さだった日中が、さすがに夜は5℃と身体に沁みる寒さだここのところの季節外れの暖かさもきのうで終わりそろそろ心も冬支度の準備だそんな深夜東の空には上弦の月空気が澄んでいる分、きれいだそして、本日のおやつは――きのう、お...
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≪私の記録 130≫ 『余命1ヶ月の花嫁』のテレビ放送を観て――

2008年5月8日(木)今日は気持ちが重い...というのも、きのう、『余命1ヶ月の花嫁』のテレビ放送を観たからだ長島千恵さんが亡くなったのは、昨年の5月6日千恵さんの死から1年を迎えて再び放送された形だ去年、放送されなかったことなども今年は...
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無駄になるもの。

無駄になるもの  〇ひじきの煮物のひじき  〇キャベツの千切り理由  〇ザルに残る  〇ザルの目から流れる  〇鍋からきれいに取り切れない「あー、勿体ない」と、いつも嘆くそんな今日の空には彩雲――空は偉大な芸術家である   1日1回、応援の...
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そんな月曜の朝――。

今日も頭痛で目覚める朝ここのところの季節外れの暖かさで、身体が異変を訴えているのだろうかそんな朝ではあるが、空は美しく...ちょっと不気味な雲ではあるが...刻々と変化する空に、感動を覚え...憂鬱な月曜ではあるが...さ、頑張るか――  ...
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長閑な日曜の午前。つんざく恐怖。

うららかな秋の陽射し長閑な日曜の午前10時そんな休日のくつろぎをつんざくような恐怖...再び、「キャー」とも、「ギャー」とも言えない悲鳴を上げる目の前に現れたのは、「北海道にはいない」と言われているムカデ生まれて初めて目にしたのは、ほんの5...
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認知度、どれくらい?

「10月は、 “ピンクリボン月間”なんですね。 知りませんでした」――これは、この1~2年の間に乳がんに罹患した人たちの言葉だ1980年代、アメリカからはじまったこの運動日本では2000年代に入ってから認知されはじめた各地では、建物がピンク...
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ピンクリボンライトアップ ~2022~

すでに暗くなっているというのに、外は季節外れの15℃という暖かさこの時期は、毎年ガタガタと震える寒さだが、今日は着込まなくてもよさそうだ簡単に夕飯を済ませ、向かった先は、ピンクリボンライトアップ会場今年も『ピンクリボン運動』の一環、ピンクリ...
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≪私の記録 129≫ 生きること

2008年4月24日(木)一週間が早すぎる...人生、そんなに急ぎたくないねの~んびり行きたいね悲しい...怖い...突然、死がすぐそこまで迫ってきているような気がした同時に、この間がんで亡くなった、整骨院の先生のことが頭に浮かんだ「あんな...
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≪私の記録 128≫ 心と身体と...⑪

2008年4月20日(日)今日もいつものショッピングセンターへ彼には申し訳ないが、いつも我が家の買い出しにつきあってもらっているのだすると、またもや彼が私の主治医を見かけたらしい今回はかなり距離があったので、私は先生の姿は見ていないが......
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そろそろ準備。

今年も憂鬱な季節がやって来たそう、“年賀状”――毎年毎年、そこそこ大変ではあるが、やっぱり“手書き”にこだわりたいそれは、私自身、手書きの年賀状をいただくと感動するから  今では手書きの年賀状をいただくことは  ほとんどなくなってしまったが...
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悲 鳴。

「キャー!!」部屋の真ん中を、なにかがぞろぞろと横切っている“ぞろぞろ”?いや、“ぞろぞろ”というのは違う赤茶色っぽい、ミミズのような色合い長さは7~8cmあるだろうか足が無数に...そう、1匹なのに、まさに“ぞろぞろ”「なに!? ムカデ!...
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≪私の記録 127≫ セカンドオピニオンへの思い。

2008年4月19日(土)乳がんに関しての書籍も、やはり色々と呼んでみた方がいいようだ今は、複数の医者の意見を聞くことができる時代複数の書籍を読むことは、さしずめ、“本のセカンドオピニオン”と云ったところだろうか手術も終わって、すでに治療も...
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新しいものを買うと、心が喜ぶ。

頭痛で目覚める朝長く“頭痛”というものとつきあってくると、薬が効く痛みなのか、それともか効かない痛みなのか、その質がわかってくる  正直、ほぼ効かないのだが...今回は少し効いてくれそうな痛みだ「とりあえず、効いて」と、祈るように、錠剤を2...
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祝うことのない誕生日。

10月10日今日は母の誕生日いや、「本当は、8月10日が誕生日かもしれない」と、子どもの頃に聞いたことがある昔はそんな時代だったらしい母が生きていたら、今年でいくつになっていただろう母の目標は、最低でも、“日本人女性の 平均寿命まで生きるこ...
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左腕の痛みで目覚める早朝。“今日”という一日。

左腕の痛みで目覚める早朝“激痛”というほどではないが、それでもかなりの痛みだ腋窩リンパ節郭清をしているせいで、痺れや重怠さは今でもある  これからも一生だ過去に何度か経験しているこの痛み寝返りを打って体勢を変えても、腕を身体の上に置いても、...