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(下谷七福神巡り⑦最終回 布袋尊)寿永寺 本堂【自分が先(ま)ず救われること】

“飛不動尊”の「正宝院(しょうぼういん)」から三ノ輪駅の方面へ真っ直ぐ北上しますと、10分以内で浄土宗のお寺「寿永寺(じゅえいじ)」に到着いたします。到着して驚いたのは、深緑の鉄門が固く閉ざされておりまして、七福神巡りの7社目にしてお参りで...
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(下谷七福神巡り⑥恵比寿天)正宝院 本堂【虚像を見抜く心】

八臂(はっぴ=手がハ本)の“朝日辨財天”を祀る「辨天院」から、さらに奥まった路地を歩きますと、“飛不動尊”と呼ばれるお寺「正宝院(しょうぼういん)」へ到着いたします。こちらは、七福神のなかでは唯一の日本の神、“恵比寿天”を祀ります。右手に釣...
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(下谷七福神巡り⑤弁財天)辨財院【自らが奏でる“音”を知る】

下谷七福神巡りの5社目は、“朝日辨財天”を祀る「辨財院(べんざいいん)」です。毘沙門天の法昌寺からは、一旦大通り(昭和通り)に出て、徒歩10分ほどで到着します。“弁財院公園”という名の公園と併設しており、周りを昔ながらの住宅やビルなどに囲ま...
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(下谷七福神巡り④毘沙門天)法昌寺(2)毘沙門堂【剛柔のバランス】

法昌寺の毘沙門天は、お祀りするお堂(毘沙門堂)の扉を開けてくださっているので、日中は比較的高い確率で、間近にその御姿を拝することができるかと存じます。右手に宝棒を、左手には宝塔をたずさえる毘沙門天ならではの雄々しい姿を是非ご覧になってくださ...
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(下谷七福神巡り④毘沙門天)法昌寺(1)本堂【大切にされる循環】

下谷七福神巡りの2社目、真源寺から次の英信寺へは迷いに迷って辿り着きましたが、実はそのさなかに、今回のお寺「法昌寺(ほうしょうじ)」を見つけておりました。こちらは、法華宗本門流ということで、宗派としては、織田信長公の終焉の寺、京都の本能寺と...
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(下谷七福神巡り③大黒天)英信寺(2)三面大黒天【先を見据(みす)えるためのあるべき姿】

英信寺の三面大黒天をはじめ、阿修羅像やまた場合によっては千手観音も、お顔の左右や頭部には複数の面(つら※お顔のことです。)を持ちます。わたくしたち人間は喜怒哀楽の様々な感情を持ち合わせておりますから、これらの御仏の御姿に自分を重ね、人として...
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(下谷七福神巡り③大黒天)英信寺(1)本堂【誠心を積み上げた先に見える世界】

大黒天のなかでも珍しい“三面大黒天”をお祀りする浄土宗の英信寺(えいしんじ)は、言問(こととい)通りを渡り住宅地のなかにございます。iPhoneのナビ機能を使いますと、300メートルの歩行距離とのことで5分足らずで着くかと思いきや、なんと目...
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(下谷七福神巡り②福禄寿)真源寺(2)【新鮮な驚きを得る日常を】

入谷鬼子母神こと「真源寺」は、“朝顔市”でも有名です。元々、入谷が上野山の麓(ふもと)に位置し、落ち葉などが堆積して肥えた土が朝顔の栽培に適していたのが、朝顔市が今に残る由縁だそうで、江戸時代からはその鉢を買い求めることが人々の楽しみになっ...
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(下谷七福神巡り②福禄寿)真源寺(1)本堂【育(はぐく)み育まれ、大輪の花となる】

寿老人を祀る「元三島神社」を出て、言問(ことどい)通りを道なりに歩きますと、10分足らずで次なる目的地「真源寺(しんげんじ)」へ到着いたします。こちらは、“鬼子母神(きしもじん)”を祀ることで有名で(=入谷鬼子母神と呼ばれます)、入って正面...
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(下谷七福神巡り①)元三島神社【】

わたくしはこれまで、四国八十八カ所や西国三十三所、あるいは秩父34カ所などを、折に触れて順繰りと巡ってまいりました。そこでは、地域ならではの経験ができたり、あるいは、またその時季の風景なども心に深く刻んだ旅となりました。つい先頃、以前から興...
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【神々の啓示】2021年5月

新年度を迎え、早くも5月になりました。4月は、物事が変化を伴い進んでまいりますので、少なからず気忙しい時期でもございますが、その分良い意味での緊張感もあるかもしれません。今月については、多少のゆとり(余裕感)を持ちつつ、それでも中だるみをし...
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品川神社【 Rinokiaのひとり言+ 木花開耶姫の御言葉】

品川神社の境内社「浅間(せんげん)神社」のお参りを終え、ふと興味がわいたので境内入口の“富士塚”へ登ってみました。“富士塚に登ることで、富士山に登ったのと同じ御利益がある”という信仰で、各地で今なお様々な富士塚をみることができます。こちらは...
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東京 品川神社④最終回 境内社 浅間神社【“新しき美しさ”を創る時代】

品川神社は、正面の鳥居をくぐった階段の途中に、遠くを望むことのできる“富士塚”がございます。そのすぐ傍(かたわ)ら、階段上ってすぐの左脇にお祀りされているのが「浅間(せんげん)神社」です。こちらは、富士山を神としてお祀りする神社ですから、前...
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東京 品川神社③境内社 御嶽神社【身を護りつつの次の一手】

品川神社の境内は、鳥居をくぐってから階段を上り比較的高台にあります。そしてさらに、境内社の一つ「御嶽(みたけ)神社」は、境内に配された小高い丘を上ります。そこは周囲の木々に溶け込み、独特の雰囲気を醸しております。“御嶽”だけに山岳信仰も思わ...
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東京 品川神社②末社 阿那稲荷神社(上社)【隆昌(りゅうしょう)は循環してこそ叶う】

品川神社本殿の向かって右脇には、比較的背丈の低い赤鳥居が立ち並ぶ「阿那(あな)稲荷社(上社)」がございます。“上社”があるということは下社もありまして、こちらは上社から数メートル坂を下りますとすぐに着きます。霊水“一粒萬倍の泉”があり、ひっ...
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東京 品川神社①本殿【行動を起こすきっかけは日常にある】

前回の港区「芝大神宮」や、さらには「日枝神社」「赤坂氷川神社」「神田明神(神田神社)」などとともに“東京十社”に数えられるのが、今回の「品川神社」です。東京十社とは、東京の鎮護と万民の平安を祈願されたお社だそうで、“東京十社巡り”と称して、...
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東京港区 芝大神宮【虚像に囚(とら)われない強き心】

芝大神宮は、東京メトロの大門駅からすぐです。お参り当日は、わたくし自身、試しに大神宮の周辺地域をぐるっと巡ってみたところ、徳川将軍家との縁(ゆかり)の深い浄土宗“大本山 増上寺(ぞうじょうじ)”が、至近距離にあることが判りました。明治時代に...
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須賀神社【Rinokiaのひとり言】

前回まで2回に分けて、新宿区は須賀町にございます「須賀神社」にての神の御言葉を書かせていただきました。普段通り粛々とブログを書いておりましたが、実のところ内心では気が高揚し・・・この数日は、若かりし頃を回想しておりました。と申しますのは、か...
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東京四谷 須賀神社境内社②天白稲荷神社【生きる情熱は高々と燃え盛る】

前回書かせていただいたとおり、須賀神社自体、元は稲荷神社との合祀です。それでもなお、境内社としてもこの天白稲荷神社が祀られているのは、時代の変容にあって、きっと数々の由縁から今に続く形になったものと思われます。須賀神社の境内社は複数あったそ...
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東京四谷 須賀神社①本殿【“千の眼”をもつ】

前回の記事にご紹介した日蓮宗「本性寺(ほんしょうじ)」より、さらに歩いて数分で辿り着くのが「須賀神社」です。“須賀”と言えば、御祭神は“須佐之男命(すさのおのみこと)”です。ですがもとは、“宇迦能御魂命(うかのみたまのみこと)”をお祀りする...
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東京四谷 本性寺【専心からの人生の飛躍】

お岩さんにゆかりの深いお寺「陽運寺」と神社「田宮稲荷神社」より徒歩で数分のところにありますのが、日蓮宗の「平等山 本性寺(ほんしょうじ)」です。お寺の名前からして、人間の核心をつくような凄さを感じます。思わず見入ってしまったのはわたくしだけ...
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東京四谷 田宮稲荷神社【変化のなかにも向上する調整力】

前回の「長照山 陽運寺」は“お岩さん”で有名ですが、こちらもまたお岩さんにゆかりの深い神社です。両者はちょうど斜(はす)向かいに建っているため、続けてお参りすることができます。お岩さんこと“田宮 於岩(たみや おいわ)”は、実在の女性で、田...
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東京四谷 陽運寺【日常のなかにこそ心を込める】

東京メトロ丸の内線の四谷三丁目駅から歩いて5分程の閑静な住宅地に佇(たたず)むのが、“縁結びとお岩様のお寺”と称される「長照山 陽運寺」です。このお寺は一見、お洒落な和風カフェかと思うような、狭いながらもとても素敵な雰囲気です。お参りされる...
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湯島聖堂:大成殿【志は大きく、日々は地道に】

JR御茶ノ水駅から神田明神(かんだみょうじん)へ向かう途中に、神社ともお寺とも見分けがつかない区画があり、ここが“日本の学校教育発祥の地”とも称される「湯島聖堂」です。かつては江戸直轄の学問所だったそうで、元は、元禄三年に5代将軍徳川綱吉に...
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神田明神【Rinokiaのひとり言】

神田明神の境内は、これまでもお伝えしたとおり、長時間滞在しても飽きないほど見どころが多い空間です。その一つは、文化交流館と呼ばれる、2030年に創建1300年を迎えることを祝して作られた会館です。ここでは、江戸の文化を今に伝える様々な催し物...